R4.12.20 木工教室

 緑の少年団の活動として、「三八地域県民局」や「山と暮らしをつなぐ会社YewVillege」様の協力のもと、木工教室が行われました。

 

 1・2年生は八幡馬の絵付け体験を行いました。色とりどりの八幡馬ができあがりました。サッカーのワールドカップが好きな子どもたちは、外国の国旗をイメージした八幡馬をデザインしていました。

 木は何十年もかけて育ちます。今、手にしている木材は、おじいさんやおばあさんが小さい頃に植えられた木です。今日、子どもたちが絵付けをした八幡馬は、このあと100年も残ると思うので、みんなの孫がこの八幡馬で遊ぶかもしれないというお話に、みんなびっくりしていました。木はこのように長く生き続けることを学ぶことができました。








 3・4年生は組子体験をしました。くぎや接着剤を使わなくても木を組み合わせて模様ができることに驚き、感動していました。作品にはクリスマスをイメージした飾りもつけました。

 山に木がなくなると、土砂が川や海に流れ、魚も住みにくくなります。森林は水をたくわえるはたらきがあるので、木材を上手に使うことや、木を切ったらまた植えることの大切さも教わりました。








 5・6年生の子どもたちは、プランターづくりや椅子づくりをしました。かなづちでくぎをトントンと打ち付けました。自分の椅子ができあがるとさっそく座って顔を寄せ合う姿がほほえましいです。

 ケヤキの木は「階上町の木」であり、固いのでお寺の建築やもちつきのうすに使われることや、アカマツの木は土壌の栄養が少なくても育つので防風林として階上町にも多いことなどを教わりました。赤保内小学校の校歌にも山の木や川の水に関する言葉が出てきます。山と海がつながっているこの階上町という環境を大切にすることも教わりました。そして、目の前にある木材もただの木材ではなく、長い時間をかけて育った木材であることを感じてプランターや椅子を作っていました。






2022年12月20日