学校の沿革

明治22年(1889年)

 市町村制施行により階上村となる。(道仏村・角柄折村・赤保内村・田代村・晴山沢村・平内村・金山沢村・鳥屋部村の8村を合わせる。)

明治33年(1900年)

 4月20日、階上尋常小学校耳ケ吠分教場として創立。大字赤保内25番地、佐藤永次郎宅を借りて校舎に充てる。

明治34年(1901年)

 4月20日、大字赤保内字24番地に移転。正部家種方氏所有の民家を校舎に充てる。

大正元年(1912年)

 10月1日、耳ケ吠1番地に校舎を定め、新築する。同時に赤保内分教場と改称。

大正3年(1914年)

 勅語騰本本校より奉遷する。

大正7年(1918年)

 4月1日、耳ケ吠6番地7号に校舎を定め、移転控所及び職員住宅24坪を増築。大正2年の冷害でも相当の収穫量があった在来品種のソバが「階上早生」と命名される。

大正12年(1923年)

 3月27日、赤保内尋常小学校に変更、高等科を併設する。3月31日、赤保内尋常高等小学校となる。(3学級編制)7月5日、校地を336坪拡張して1200坪となる。同時に教室70坪を増築し、翌年1月17日に落成。

大正13年(1924年)

 4月1日、4学級編制。10月15日、農業補習学校を併設する。階上駅開業。

大正15年(1926年)

 9月15日、農業補習学校を青年訓練所に充当。

 

昭和3年(1928年)

 2月4日、補習学校に女子部を設置する。11月10日、御大典記念事業として同窓会及び父兄より、奉置所1棟を寄付。階上郵便局が開局。

昭和6年(1931年)

 6月15日、校地120坪を拡張し増築工事に着工、9月8日、校舎87坪の増築落成。

昭和8年(1933年)

 三陸沿岸大津波襲来。

昭和12年(1937年)

 7月29日、旧校舎(大正元年10月1日耳ヶ吠1番地へ新築のもの)を売却する。12月9日、住宅を移転し、物置となり、別に住宅を新築して12月31日に落成。階上村に電話が開通。

昭和13年(1938年)

 4月16日、校庭及び校舎周辺に高等科生徒が桜樹を60本、植え付けする。

昭和16年(1941年)

 国民学校令施行により、赤保内国民学校と改称する。階上村に初めて自家用貨物自動車が入る。

昭和20年(1945年)

 米軍機の空襲を受ける。(階上駅、小舟渡小、大蛇小)8月15日、終戦。

 

 

昭和22年(1947年)

 4月1日、教育基本法、学校教育法公布により、赤保内小学校と改称、高等科を廃止する。

昭和24年(1949年)

 村内に南部バスが運行される。

昭和25年(1950年)

 1月20日、新校舎落成。

昭和32年(1952年)

 荻沢甚作氏、郷土研究誌「はしかみ」創刊。

昭和31年(1956年)

 防風林として落葉松300本を植える。階上村連合婦人会創立。

昭32年(1957年)

 階上村に初めて保育園が開設。階上村に初めてテレビが入る。

昭和34年(1958年)

 小舟渡に無人灯台が設置される。

昭和35年(1960年)

 講堂敷地及び校庭一部拡張決定(340坪)階上村体育協会が設立。チリ地震津波襲来。階上村診療所を開設。

昭和36年(1961年)

 屋内体操場兼、講堂落成。8月、旧講堂舞台を取り外し、映画室とする。

昭和37年(1962年)

 校庭用地687坪を買収する。階上村商工会設立。階上村連合PTA設立。

 

 

昭和38年(1963年)

 4月20日、校歌、校章、校旗制定。4月29日、記念植林。耳ケ吠地区簡易水道完成。

昭和39年(1964年)

 児童生徒用教科書が無償給付される。階上村社会福祉大会開催。

昭和40年(1965年)

 校地拡張。階上村連合老人クラブ結成。

昭和41年(1966年)

 校舎落成。(特別教室、保健室等)村内駅伝大会開催。

昭和42年(1967年)

 4月21日、牛乳給食実施。5月15日、学校風呂で児童入浴開始。7月27日、寺下に水泳場完成。中央公民館落成。(現在の民俗資料収集館)

昭和43年(1968年)

 特殊学級設置7学級。5月16日、十勝沖地震襲来。建物損壊の被害が多く、固定電話の不通になる。8月3日、耳ケ吠プール開き。(小松定吉氏提供)外庭用便所完成。12月29日、野沢スケートリンク開き。(野沢和也氏提供)

昭和44年(1969年)

 創立70周年式典。国道45号線の舗装工事完成。

昭和45年(1970年)

 青森テレビ(ATV)の階上中継所が階上岳大開に完成。

昭和46年(1971年)

 八戸東消防署階上分遣所が耳ケ吠に設置。

昭和47年(1972年)

 金山沢地区スクールバス路線改良工事完成。12月、学校給食センター完成。NHK中継局が完成。

昭和48年(1973年)

 交通指導隊、各小学校のPTA交通安全母の会結成。ながいも栽培が行われる。

昭和49年(1974年)

 村内の電話がデジタル化される。階上岳が県立自然公園の編入指定を受ける。

昭和50年(1975年)

 交通安全子供自転車青森県大会優勝。11月7日、児童会が優良学校自治会として交通安全東北管区表彰を受ける。

昭和51年(1976年)

 7月8日、第10回交通安全子供自転車青森県大会優勝。交通安全優良学校全国表彰を受ける。異常気象により稲作で56%の減収。

昭和52年(1977年)

 教育課程の中に赤保内子ども駒踊りを位置づける。記録的な大雪。映画「季節風」で野口五郎、大竹しのぶらが本村初のロケーション。階上村誌を刊行。

昭和53年(1978年)

 10月12日、青森県特別活動研究会を本校で開催。村民文化祭を開催。突風による民家等の被害が甚大、瞬間風速33m。

昭和54年(1979年)

 11月18日、創立80周年記念式典を実施。

 

 

昭和55年(1980年)

 町制施行により「階上町」となる。「町の花・木・鳥」及び町民憲章を制定する。

昭和56年(1981年)

 6月28日、奉仕作業による校舎前石垣の整備と歩道の設置。7月、福祉協力校の指定を受ける。

昭和57年(1982年)

 役場庁舎を天当平に移転新築。

昭和58年(1983年)

 4月7日、県福祉協力校の指定を受ける。南郷村島守地区で発生した火災が金山沢に飛火。民俗資料収集館がオープン。田代えんぶり保存館が完成。むつ湾一周駅伝競走大会町の部で準優勝。

昭和59年(1984年)

 平内えんぶり保存館が完成。

昭和60年(1985年)

 金山沢地区に河川プールが完成。

昭和62年(1987年)

 校舎裏に物置小屋新築。赤保内駒踊り保存館が完成。

昭和63年(1988年)

 野沢スキー場完成。

 

 

平成元年(1989年)

 創立90周年記念式典を実施。金山沢ふるさと河川公園が完成。

平成2年(1990年)

 5月25日、青少年赤十字に登録。笹山秀雄氏がアジア大会レスリング競技フリースタイル52kgで銀メダル。

平成3年(1991年)

 突風により民家に被害。瞬間風速38m。

平成4年(1992年)

 11月1日、「あけぼの杉」発行。町民プールがオープン。屋内50mは県内初。第1回つつじマラソン大会開催。ハートフルプラザ・はしかみオープン。

平成5年(1993年)

 無火災365日達成。金山沢小学校の新校舎・体育館が完成。

平成6年(1994年)

 4月1日、児童数増、7学級となる。八戸警察署階上交番完成。12月28日、三陸はるか沖地震発生。

平成7年(1995年)

 1月7日、三陸はるか沖の余震が発生。被害甚大。4月1日、児童数増、特殊学級を含み、10学級となる。登切小学校の新校舎・体育館が完成。「道の駅はしかみ」オープン。

平成8年(1996年)

 4月1日、児童数増、11学級となる。5月24日、校舎建設安全祈願祭。階上中学校の新校舎・体育館が完成。笹山秀雄氏がアトランタ五輪に出場。

 

 

平成9年(1997年)

 3月9日、新校舎へ引っ越す。文部省の伝統文化教育推進校に指定。4月1日、児童数増、13学級となる。7月31日、体育館が完成。10月7日校舎落成、創立100周年記念式典、祝賀会を実施する。登切小学校で青森県植樹祭を開催。十文字改め階ケ嶽が町初の関取となる。

平成10年(1998年)

 3月~4月、駒踊り用具用小屋復元作業。(PTA会員による奉仕作業)11月28日、文部省指定伝統文化教育推進事業実践活動発表会を本校で開催。

平成11年(1999年)

 第5回青森県岩手県境交通安全推進大会でPTA交通安全母の会が表彰される。10月19日、三戸郡教育振興会研究委託校として公開発表。(生活科、社会科、情報教育)

平成12年(2000年)

 6月25日、校庭植樹作業。7月19日、町制施行20周年記念伝統芸能発表会で駒踊りを披露。(6年)

平成15年(2003年)

 2月8日、駒踊り組青森冬季アジア大会開会式・閉会式に参加。(閉会式19日)10月31日、青森県青少年赤十字活動推進校公開発表会。

平成16年(2004年)

 4月1日、児童数308名、12学級編制。4月23日、読書活動優秀実践校文部科学大臣賞を受賞。9月12日、優良PTA東北連絡協議会賞を受賞。11月19日、優良PTA文部科学大臣賞を受賞。

平成18年(2006年)

 4月1日、児童数300名、13学級編制。大相撲九州場所で十文字関が十両優勝。

平成19年(2007年)

 4月1日、児童数290名、14学級編制。111月11日、「あけぼの杉」が青森県PTA広報誌コンクールで特選。

平成20年(2008年)

 3月28日、第38回世界児童画展讀賣新聞社賞受賞。4月1日、児童数271名、14学級編制。

平成21年(2009年)

 4月1日、児童数269名、13学級編制。10月10日、創立110周年記念事業としてモニュメント建立、記念植樹。茨島浄化センターの下水道供用開始。

平成22年(2010年)

 青少年読書感想画中央コンクール優秀学校賞を受賞。4月1日、児童数257名、12学級編制。登切小学校統合5年1名、6年3名編入。9月28日、多目的トイレ、車いす用スロープ等設置改修工事。階上総合スポーツクラブ設立。町立給食センター新築。交通死亡事故ゼロ千日を達成。

平成23年(2011年)

 3月11日、東日本大震災発生。マグニチュード9.0、震度5強、大津波襲来により被害甚大。4月1日、児童数243名、12学級編制。金山沢小学校統合、2年1名、3年5名、4年3名、5年1名、6年2名を編入。防災無線をデジタル化。Jアラートを整備。

平成24年(2012年)

 4月1日、児童数235名、12学級編制。

平成25年(2013年)

 階上岳・階上海岸が三陸復興国立公園に指定。

平成26年(2014年)

 記録的な大雪。

平成27年(2015年)

 4月1日、児童数197名、8学級編制。(特別支援学級2)

平成28年(2016年)

 4月1日、児童数193名、9学級編制。(特別支援学級2)8月30日、台風10号で敷地内樹木が3本倒れる。

平成29年(2017年)

 4月1日、児童数189名、9学級編制。(特別支援学級2)田代小・中学校が閉校。全日本自転車競技選手権ロードレースが開催。交通死亡事故ゼロ千日達成。

平成30年(2018年)

 4月1日、児童数178名、8学級編制。(特別支援学級2)9月6日、修学旅行中に北海道で最大震度7の地震発生。函館市内は震度5弱、北海道全土で停電、携帯電話もつながりにくい状況。大間フェリーやバスを乗り継いで全員無事に帰校する。太田広城生誕180年記念事業。はしかみハマの駅「あるでぃ~ば」オープン。2月、三陸国際芸術祭の一環でインドネシアの伝統芸能「ジャティラン」舞踊団と交流。

平成31年/令和元年(2019年)

 4月1日、児童数180名、8学級編制。(特別支援学級2)5月1日、平成から令和へ改元。11月24日 創立120周年記念式典・祝賀会の開催。

令和2年(2020年)

 3月2日~5月6日、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行拡大により臨時休業。4月1日、児童数186名、9学級編制。(特別支援学級2、第2学年2クラス編制)5月7日、学校再開。普通教室と職員室のエアコン設置工事。

令和3年(2021年)

 5月1日現在の児童数194名、8学級編制。(特別支援学級2)GIGAスクール構想によるタブレット端末設置。通級教室こまっ子教室を開設。国立教育政策研究所教育課程実践協力校事業委託(特別活動)。外国語・外国語活動の専科教員よる指導開始。緑の少年団を結成。11月18日、初任者研修「特別活動」研修会開催。濱谷文庫開設。

令和4年(2022年)

 5月1日現在の児童数206名、9学級編制。(特別支援学級2、第1学年2クラス編制)国立教育政策研究所教育課程実践協力校事業委託(特別活動)。10月26日、青森県小学校特別活動研究大会三戸大会を開催。